2015年04月23日

久しぶりのアクセプト

Journal of Geophysical Research - Biogeoscience誌から、私が筆頭著者である論文が受理されたとの連絡が入りました。共著論文とか総説論文を除いて、かな〜り久しぶりの受理でして、そろそろ「彼は現役の研究者として終わっているのでは?」的な噂が流されかねない状況だったので、まずは一安心。共著者である、熊谷朝臣さん、高橋厚裕さん、Gaby先生には感謝を申し上げる次第です。
続きを読む
posted by さとうひさし at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2014年10月07日

書籍出版のお知らせ

私も執筆している書籍が出版されましたので、お知らせします。名古屋大学で私を雇ってくれた研究教育プロジェクトが中心となって作成した書籍です。
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0781-8.html

20141007.jpg

私は、2章の大半と、7章2節、そしてコラムを一本執筆しておりまして、本全体の約1/6に相当する50ページに関わっております。

刷り上がった本が届きましたので、久しぶりに自分の執筆したパートを読み返してみましたが、良く書けてるなぁと、思わず自画自賛。環境問題と食糧問題の歴史的背景・現状・見通しについて、日本語でコンパクトに読むのであれば、私がこの本に載せた文章が現時点におけるベスト版であると断言します!

税込み3888円と高価になってしまった本ですが、どこかで見かけることがありましたら、ぜひ私が執筆したパートだけでも立ち読みして頂けると幸いです!
posted by さとうひさし at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2014年07月02日

総説論文の電子版が公開されました

「Current Status and Future of Land Surface Models」という題名の総説論文の電子版が、Soil Science and Plant Nutrition誌より公開されましたので、お知らせします。
http://dx.doi.org/10.1080/00380768.2014.917593

Impact FactorやCirculationのイマイチ宜しくない学術誌なのですが、結構な金額を払ってOpen Accessにしましたし、陸面過程モデルに関する最新動向を、過不足無く不合理な偏りも無くカバーしましたので、この先5年間くらいは便利に引用して頂ける総説に仕上がったと自負しております。この種の総説を執筆する上で、日本の最良の研究者5名を集めました。
続きを読む
posted by さとうひさし at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2013年12月31日

2013年の活動まとめ

今年も自宅で一人、紅白歌合戦を観ながらの年越しです。というわけで内省的な気分に浸りながら、今年一年の活動を総括してみました。仕事が進まずにイライラしたり、不安になったり、落ち込んだりもしましたが、こうしてまとめてみると、まずまず生産的な年だったかなぁという気もしています。続きを読む
posted by さとうひさし at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2013年12月09日

AGU大会に来ています

IMAG0435.jpg
例年参加している、アメリカ地球物理学連合大会に参加するためサンフランシスコに来ています。
今回も、ユナイテッド航空の成田-サンフランシスコ路線を利用しました。それで、以前からこの航空会社のサービスは酷かったのだけど、今回は究極。まず、私は飛行機で寝られない質なので、機内で読む本を沢山準備していたのに、座席の読書灯が故障していやがり、しかも周囲に空席も無かったので席も替われなかった。それなのに、エコノミークラス席には前席の背もたれに液晶ディスプレイが付いておらず、映画とか観て時間を潰すという選択肢も無かった。トドメに、機内食のオムレツの中に髪の毛が入っていやがった!産地偽装くらいなら我慢するから、髪の毛入り機内食は勘弁して下さいよ!さらに言えば、機内でアナウンスされた現在時刻も7分ずれていたよん。この会社、そのうち大きな飛行機事故でも起こしそうな気がするなぁ。今後、ユナイテッド航空は極力使わないようにしよう、、。
写真は、ホテルの部屋で1人晩酌の光景。このカルフォルニアワインは一本9.99$。何から何までエコノミーですが、結構美味しく頂いております。
posted by さとうひさし at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年12月31日

2012年の仕事

2012年の仕事を振り返ってみました。嫁さんと子供が一足先に帰省し、名古屋で独り紅白歌合戦を観ていて、ちょっと内省的な気分になりましたので。
こうしてまとめてみると、いろいろやったようだけど、新しい1st Author論文が投稿できてないなぁ、、。

続きを読む
posted by さとうひさし at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年12月06日

サンフランシスコ出張日誌(大会3日目)

t_R0012614.jpg
今日の午後は、興味のある分野の口頭発表セッションとポスター発表で盛り沢山。
しかし、遅れてやってきた時差ボケで、いまひとつ集中できず。おまけに毎日大量にコーヒーを飲んでしまったためか、胃腸の調子まで悪い。アメリカの人は、薄いコーヒーを、まるで麦茶のように沢山飲むのだけれど、普段あまりコーヒーを飲まない私が同じ事をしたらダメだと反省。
ポスター会場ではアラスカ大学のALFRESCO(植生モデルです)グループが、今後5年間の研究計画のポスターをだしているのを発見。我々も東シベリアで同じ方向性の研究を行おうと計画しているので、このグループの動向も興味深く見ていこうと思いました。口頭発表では、植生モデルの感度分析とかモデル相互比較に関する話が目立ちました。このあたりもトレンドというか、モデルが取りあえず完成して一通りの解析を終えた後では、当然進むべきステップなわけで、そういう仕事が様々なグループで順調に進行している模様です。
18時に口頭発表のセッションが終わると、たまたま同じ会場にいたK氏とH氏とF氏とで会場近くのタイ料理屋にて夕食。胃腸に優しそうなサッパリとした汁ソバを頂き、ホテルに戻って入浴と歯磨きを済ませ、早めに就寝。しかし僅か2時間で目が覚め、明日の大会プログラムを調べたり、発表の練習をしたり、こんな日記を書いている次第。
写真は昨日撮影した会場近くの広場。煉瓦色の建物はモマ美術館です。本日は雨降りで、毎日天気が今ひとつです。
posted by さとうひさし at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年12月05日

サンフランシスコ出張日誌

121205.jpg
米国地球物理学連合(AGU)の秋大会に参加するため、サンフランシスコに出張しています。それで、ポスター発表会場でお会いした複数の日本人研究者から、このホームページを読んでいるよと聞きまして、久しぶりに更新してみる気になりました。なんか掃除の話が一部で話題になったそうな。

本日は大会二日目。聞きたい口頭発表のセッションが無い日だったので、朝10時近くまでホテルで論文査読(本日が査読結果の提出締め切り日)、それから会場に出かけてポスター発表を適当に冷やかして、昼12時頃に私が研究指導している他大学の院生と落ち合って2時間ほどコンサル業務。遅い昼食をマフィンとコーヒーで済ませて、その後はポスター発表を冷やかしたり、論文査読の内職を続けたりして、17時頃退去。

ポスター会場では、3年ぶりくらいにNASAのDouglas Morton氏に再会しました。名前と顔を覚えてくれたようで大変光栄。相変わらず超早口で英語をまくし立てるアメリカのエリート研究者という感じでしたが、以前は話している内容の半分くらいしか聞き取れなかったのが、今日は8〜9割ほど聞き取れて、この3年間、ラジオで英語の勉強を続けていた効果があったことを実感。でもなかなかスマートに話を切り返すことができず、勉強は当面続ける必要がありそう。ちなみに彼は、アマゾンの山火事研究のポスターを発表していました。なかなか興味深かったので、後でチェックをしなければ。

会場から路面電車駅までの道中にGhirardelli(チョコレートのメーカー、ここのは超定番のサンフランシスコ土産)の店舗でお土産を購入して、スーパーで夕食を買い出して、ホテルに帰着。海外にいてもメール経由で降ってくる日常業務を消化しつつ晩飯を頂き、風呂と洗濯を済ませた後に、査読の続き。で、先ほど査読結果を送信完了。

てな感じで、かなり真面目に過ごしています。
ああ、でもまだ金曜日の口頭発表の準備が終わっていない、、。

写真は、本日の通勤に使用した路面電車Fラインの車両。レトロフューチャー、てな感じで大変格好良いです。
posted by さとうひさし at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年09月03日

Open Access

JGRから受理された論文、オンライン版が公開されました。
http://www.agu.org/pubs/crossref/2012/2012JG002056.shtml

3500US$の追加費用を払ってOpen Accessにしましたので、どなたでも自由に入手することが出来ます。決して安い金額ではなかったので、ちょっと悩んだのですが、以下の調査記事を読んで(同じ専門誌に掲載された論文でも、Open Accessのものと、そうで無いものとで被引用回数を比較すると、前者のほうが圧倒的に多いという報告)、払う決心がついた次第。
http://www.nii.ac.jp/metadata/irp/harnad/
posted by さとうひさし at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年06月18日

久しぶりの論文受理

Journal of Geophysical Research, Biogeosciencesというアメリカの学術誌から、論文受理の連絡が入りました。かなり久しぶりの論文受理で、嬉しいというよりは(もちろんとても嬉しいですが)、とにかくホッとしています。

内容は、アフリカの植生変動シミュレーション研究について。でも、ポイントはもう少し一般的で、植生分布を予測する際に、いかに植物の移動力を扱うのか、新しい手法を考案し、実施し、検証しました、てな感じです。これまで筆頭著者で出した論文中、1,2を争うほど、受理を勝ち取るまでに苦労の多かった論文ですが、その代わりに面白い内容になったと自負しています。

筆頭著者で書いた論文の中で、地理学分野の学術誌に掲載するのは、実はこれが初めて。これを機会に、研究の幅を拡げていきたいと思っています。
posted by さとうひさし at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2012年01月17日

近況

だいぶ遅くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
久しぶりに近況をアップいたします。
120102.JPG

続きを読む
posted by さとうひさし at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2011年09月25日

第3回iLEAPS科学会議

110926.jpg
ドイツ南部のガルミッシュ・パルテンキュンヘンという小さな街で開催されたiLEAPS科学会議というのに参加してきました。写真は会場です。
http://www.ileaps.org/science_conf_2011/
続きを読む
posted by さとうひさし at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2011年08月11日

近況

110811.jpg

昨日から二週間の予定で嫁が子供と一緒に帰省していて、暫く気ままな一人暮らしです。しかも今日は、学科が節電休業(休日出勤も原則禁止)だったので、クーラーの効いた部屋に一人で引き籠もるという貴重な贅沢を満喫しました。
そんなわけで、久しぶりにブログの記事を書く気分となった次第です。
続きを読む
posted by さとうひさし at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2010年12月25日

気象データ切り出しサービス

101225.JPG

SEIB-DGVM入力用の気象データ切り出しシステムを更新して、複数年の気象データをまとめて取得できるようにしました。それと、利用している気象データが、CRU-05てのからCRU-TS3.1という新しいのに変更しました。
http://seib-dgvm.com/data_server2.html
続きを読む
posted by さとうひさし at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2010年12月21日

Openmp格闘記

SEIB-DGVMを大きな地理スケールで効率よく実行できるように、OpenMPを用いたコードの並列化に取り組みました。結果、上手くいかなかったのですが、記念(?)として作業記録を載せてみます。続きを読む
posted by さとうひさし at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2010年07月18日

北京に一週間ほど出張してきました

100718.JPG
最初の2日間は、アジアの半乾燥地帯でのモデル相互比較プロジェクトのワークショップ、後半4日間は"The 2nd Summer School on Land Surface Observing, Modeling and Data Assimilation" という主に大学院生相手のサマースクールに、学生として潜り込んでいました。この春の南京出張に続いて、今回も中国側が全ての旅費を賄ってくれまして、あぁ、どんどん借りが膨らんできたなぁ、、。

会議の方は、生物過程よりも物理過程が支配的な半乾燥地帯を扱うということで、参加しているチームの殆どが地表面の熱・水循環を高度に扱ったモデルを持ち寄る中で、我々のSEIBは極めて単純な熱・水循環モジュールを採用しているので、あまり文句を入れる必要もなく、サクサクと進行して頂きました。

サマースクールの方は、参加者が400人超とのこと(!)。英語への同時通訳が入っていたので、我々外国人の参加者も多く含まれていましたが、それでもこの種の勉強会に、これほど沢山の学生が集まるとは、、。写真は、初日に撮影して、最終日に配布してくれた集合写真で、これでもまだ全体の半分ほどしか入っていません。それに、参加している学生が熱心なのが凄い。400人の参加者の前で、気後れせずに堂々と質問できる奴が沢山いるし、講義の後には講演者の周りに学生が集まるし。中国とか韓国では、一番優秀な学生は欧米の大学に留学するから、これでも彼らは最優秀の学生じゃないんだよなぁ、、。大丈夫なのか、日本!?
続きを読む
posted by さとうひさし at 08:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 業務日誌

2010年03月06日

南京に出張していました

090301.jpg
名古屋大学と南京大学との合同ワークショップってのがありまして、南京に4泊5日の出張に出ていました。写真はホテルの窓から見た風景。天気が悪かった上に、霧だかスモッグだかで、毎日こんな薄暗い日々でした。左奥の超近代的な高層ビルは、中国で2番目、世界でも7番目に高いビルとのこと。
続きを読む
posted by さとうひさし at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌

2009年12月06日

転職します

091123.JPG

新年1月1日より、名古屋大学大学院の環境学研究科に特任准教授として着任することになりました。内々定はずいぶん前から頂いていたのですが、ほんの先日に正式な承認が出ましたので、このブログでも発表させていただく次第です。

今年度を含めて5年度限りのプロジェクト予算にて雇用されるので、さほど長居できるポストではないのですが、面白そうな研究プロジェクトに関われそうとか、40代になる前に大学教員としても職歴を積んでおいた方が良いかもとか、一カ所に長居してると雑用が沢山降るようになって研究しにいとか、独立行政法人を取り巻く環境が徐々に厳しくなっているとか、そんな状況で行った組織改編によって今の部署の将来性が無くなってしまったとか、いろいろ総合的に考えて転職を決めた具合です。

住居は名古屋大学の職員宿舎に決めてきました。築約40年、広さは今のアパートの約半分と、居住環境は一気にレベルダウンしてしまいますが、地下鉄駅から至近、周囲は閑静な住宅街、大学まで自転車で約20分と、立地環境は良好です。何より、家賃が月1万円ポッキリというのが大きいです。

写真は、先月、南アフリカで撮った1枚で、、テーブルマウンテン山頂からケープタウンを見下ろす私です。何にも写真がないのも淋しかったので載せてみました。左上の方に、ワールドカップ大会用に建設が進んでいるスタジアムが写っています。
posted by さとうひさし at 22:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 業務日誌

2009年10月21日

近況報告

091021_doll.jpg
・昨日まで南アフリカのケープタウンに出張していました。DIVERSITASという生物多様性がらみの会議への出席と、その後に開催された昨年春に横浜で開催した集まりのFollow up meetingに出席するのが目的。相変わらず、早口の英語の議論に付いていけず、公金使って遠方まで出かけたのに、納税者の方に申し訳ない感じ。本当なんとかしないといけないなぁ、英語。写真は、おみやげに買ってきた人形。続きを読む
posted by さとうひさし at 07:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 業務日誌

2009年09月21日

連休中ですが、業務の進捗具合などを簡単に

・投稿中だった東シベリアのカラマツ林帯研究の論文が返ってきました。曰く「レフェリーの指摘箇所を直したら載せてやる」との事。そのレフェリーの指摘も、全体に好意的で、さほど苦労せずに修正できそうな感じ。この論文、何度もダメ出しを喰らっては再投稿を繰り返していたので、こんなんでも大変喜ばしい結果。現在、この論文の修正を最優先で行っているところです。

・SEIB−DGVMをアフリカ大陸に適用する仕事についても進んでおりまして、植生タイプ・火災強度・LAI・NPP・バイオマスの各分布が、アフリカ大陸全体で妥当に再現されるようになりました。あとは、説得力のある検証と、論文としてまとめやすいような実験設定を、それぞれ検討して実行していく予定。

・前年度の終わりに40コアから構成されるクラスターマシンを購入したのですが、現在、これを主な計算環境として利用しています。このマシン、スパコンとしては規模が微妙なせいか、私一人だけが使っているような状況。でも僕の仕事には丁度良いくらいの性能で、ジョブの待ち時間が無く、大変快適に仕事を進めています。
posted by さとうひさし at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 業務日誌