2010年07月18日

北京に一週間ほど出張してきました

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最初の2日間は、アジアの半乾燥地帯でのモデル相互比較プロジェクトのワークショップ、後半4日間は"The 2nd Summer School on Land Surface Observing, Modeling and Data Assimilation" という主に大学院生相手のサマースクールに、学生として潜り込んでいました。この春の南京出張に続いて、今回も中国側が全ての旅費を賄ってくれまして、あぁ、どんどん借りが膨らんできたなぁ、、。

会議の方は、生物過程よりも物理過程が支配的な半乾燥地帯を扱うということで、参加しているチームの殆どが地表面の熱・水循環を高度に扱ったモデルを持ち寄る中で、我々のSEIBは極めて単純な熱・水循環モジュールを採用しているので、あまり文句を入れる必要もなく、サクサクと進行して頂きました。

サマースクールの方は、参加者が400人超とのこと(!)。英語への同時通訳が入っていたので、我々外国人の参加者も多く含まれていましたが、それでもこの種の勉強会に、これほど沢山の学生が集まるとは、、。写真は、初日に撮影して、最終日に配布してくれた集合写真で、これでもまだ全体の半分ほどしか入っていません。それに、参加している学生が熱心なのが凄い。400人の参加者の前で、気後れせずに堂々と質問できる奴が沢山いるし、講義の後には講演者の周りに学生が集まるし。中国とか韓国では、一番優秀な学生は欧米の大学に留学するから、これでも彼らは最優秀の学生じゃないんだよなぁ、、。大丈夫なのか、日本!?
以下、雑感

・中国の学生は、茶髪は見かけないし、いまいち雰囲気は垢抜けないし、全体に若く見えました。主に大学院生を対象にしたサマースクールなのに、地方の高校生の集まりに紛れ込んでしまったかのような、甘酸っぱく懐かしい気分を味わえました。

・中国国内からは、gmailもGoogle日本版も、大体普通に使用できたものの、youtubeやTwitterなどは遮断されている様子。Wikipedia日本語版で「天安門事件」の記事は表示されたけれど、記事中の写真は表示されなかった。

・北京の国際空港、第3ターミナルしか見ていないけれど、超巨大でモダンでSF映画みたいだ。

・ホテルの入り口は常に公安が監視していて、なかなか感じが悪い。

・北京市民の一般的なマナーはまだまだ悪い。ゴミのポイ捨て、列の割り込み、恐怖の交通マナー、なんでもあり、やったもの勝ち。

・でも、人と人との心理的な距離は日本より近いようで、滞在中は街でも教室でも結構話しかけられた。日本の大都市だったら、話しかけてくる奴の大部分は、キャッチセールスとか宗教がらみだもんなぁ。このあたりは、日本よりも健康的だと思う。

・サマースクールの会場となった北京師範大学では、欧米からの留学生を多く見かけた。それで日本では、日本人学生は日本人学生だけで、留学生は留学生だけで、つるんで行動することが多いような気がするけれど、北京では自然に両者が交流しているように見えた。大丈夫なのか、日本!?
posted by さとうひさし at 08:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 業務日誌
この記事へのコメント
びびあんです。いつも気が向いたら訪問スイマセン!久しぶりに訪問したら中国の学生の話題!
うちの息子も先月まで1年間、北京の「北京語言大学」に留学していて、私も4月に1週間ほど、大学の寮にステイしていたので、面白く読ませてもらいました。私も日本人学生大丈夫か??と思わせられる場面にたくさん遭遇しましたよ。大学の図書館は中国人大学生で満杯だし、エントレンスでは、声を出して外国語の本(英語以外も・・)
を音読していたり・・・・とにかく熱心でした。
ところで先生はいつの間に、名古屋大学で教鞭をとっていたのですね。でもブログの内容は、相変わらず面白いです(笑)
Posted by びびあん at 2010年09月11日 20:22
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